店舗を新しくオープンするときは、内装や什器、商品などの準備に加えて、お客様に店舗の場所や入口、サービス内容を伝える看板やサインも必要になります。
「店名を大きく表示すれば十分」と思われがちですが、実際には入口・壁面・窓・駐車場など、設置場所によって役割が異なります。
ここでは、店舗オープン時に検討したい代表的な看板と、それぞれの役割について解説します。

店舗看板は「見つけてもらう」ために必要
店舗の看板には、単に店名を表示するだけではなく、
- 店舗の場所を知らせる
- 何の店なのか伝える
- 入口を分かりやすくする
- 道路から店舗を見つけてもらう
- 駐車場の場所を案内する
- 営業時間やサービスを伝える
といった役割があります。
特に新規オープンの店舗では、まだ店舗の存在を知らない人にも見つけてもらう必要があります。
そのため、看板を考えるときは「どんなデザインにするか」だけでなく、どこから見られる看板なのかを考えることが重要です。
店舗オープン時に検討したい4種類のサイン
代表的なものとして、次の4つがあります。
| サインの種類 | 主な役割 | 設置場所の例 |
| 入口サイン | 店舗の入口を知らせる | 店舗入口・ドア周辺 |
| 壁面看板 | 店名・業種を知らせる | 建物の壁面 |
| 窓サイン | 店舗情報やサービスを伝える | ガラス面・窓 |
| 駐車場サイン | 駐車場の場所を案内する | 駐車場・道路沿い |
店舗の立地や業種によっては、これらを組み合わせて設置します。
1.入口サイン|「ここが入口」と分かる看板
店舗に到着したお客様が最初に確認するのが入口です。
入口付近には、
- 店名
- ロゴ
- 営業時間
- 店舗案内
- 入口表示
- 店舗のサービス内容
などを表示できます。
例えば、建物の奥に入口がある店舗では、道路や通路から入口が分かりにくいことがあります。
その場合は、入口付近に店名や「入口」といった表示を設置することで、お客様が迷いにくくなります。
入口サインのポイント
入口の看板は、近づいたときに読みやすいことが重要です。
細かい情報を詰め込みすぎず、店名や入口など、必要な情報を分かりやすく表示するとよいでしょう。
2.壁面看板|遠くから店舗を見つけてもらう
壁面看板は、店舗の建物や外壁などに設置する看板です。
店舗名やロゴ、業種などを大きく表示することで、道路や歩道などから店舗の存在を伝えられます。
例えば、
- 飲食店
- 美容室
- 医院
- 学習塾
- 不動産会社
- 小売店
- 事務所
など、さまざまな店舗で利用できます。
壁面看板のポイント
壁面看板では、設置する場所からどのくらい離れて見られるかを考えて文字サイズを決めることが重要です。
近くでは読めても、道路の反対側や車から見ると小さすぎるということもあります。
そのため、店舗の前を歩く人だけでなく、車から見られるのか、道路からどの程度離れているのかも考えてデザインします。
3.窓サイン|空いているガラス面を活用
店舗の窓やガラス面も、情報を伝えるスペースとして活用できます。
窓サインには、
- 店名
- ロゴ
- 営業時間
- メニュー
- サービス内容
- キャンペーン
- 電話番号
- QRコード
などを表示できます。
壁面に大きな看板を設置するスペースがない店舗でも、窓やガラス面を活用できる場合があります。
また、店舗内部が外から見えすぎる場合に、目隠しを兼ねてシートを施工する方法もあります。
窓サインのポイント
窓全体を広告スペースにするのではなく、店舗内の明るさや見通しとのバランスを考えることが大切です。
特に飲食店や美容室などでは、外から店内の雰囲気が見えること自体が集客につながる場合もあります。
4.駐車場サイン|「どこに停めればいい?」をなくす
駐車場がある店舗では、駐車場の場所を分かりやすくするサインも重要です。
店舗から離れた場所に駐車場がある場合、初めて来店するお客様は「どこに車を停めればよいのか」が分からないことがあります。
そこで、
- 駐車場案内
- 「P」の表示
- 店舗名
- 矢印
- 駐車位置
- お客様専用などの表示
を設置します。
駐車場サインのポイント
駐車場サインでは、「何を案内するのか」を一目で分かるようにすることが重要です。
特に道路から駐車場へ入る場合は、車から見たときに確認しやすい位置と大きさを検討します。
4種類を全部設置する必要はある?
必ずしもすべての店舗に4種類の看板が必要というわけではありません。
例えば、
路面店の場合
道路から店舗が見える場合は、
壁面看板+入口サイン
を基本に検討できます。
商業施設やビルのテナントの場合
外壁に大きな看板を設置できない場合は、
入口サイン+窓サイン
などが候補になります。
駐車場付き店舗の場合
店舗看板に加えて、
駐車場案内サイン
を設置すると来店時の分かりやすさを高められます。
店舗が道路から見えにくい場合
建物の位置や周辺環境によっては、
壁面看板+入口案内+道路から見える案内看板
など、複数のサインを組み合わせる必要があります。
看板は「見る人の距離」で考える
看板のデザインを決めるときは、見る人との距離も重要です。
例えば、
遠くから見る → 店名・業種などを大きく
店舗前で見る → 営業時間・サービスなどを表示
入口で見る → 入口や受付などを案内
というように、見る距離によって情報量を変えると分かりやすくなります。
一つの看板にすべての情報を詰め込むよりも、役割ごとに情報を分けるほうが伝わりやすくなります。
看板の素材や仕様も考える
店舗看板では、設置場所や使用期間に応じて素材や仕様も検討します。
例えば、
- アルミ複合板
- インクジェットシート
- カッティングシート
- パネルサイン
- ターポリン
- アクリル
- 電飾看板
などがあります。
屋外で使用する場合は、雨や紫外線などへの耐久性も考える必要があります。
また、看板の大きさや設置場所によっては、固定方法も重要になります。
オープン前に確認したい看板チェックリスト
店舗オープンに合わせて看板を準備する場合は、次の項目を確認しておくと安心です。
- 店名・ロゴは確定しているか
- 看板を設置する場所は決まっているか
- 道路から店舗が見えるか
- 入口が分かりやすいか
- 窓をサインとして活用できるか
- 駐車場の案内が必要か
- 看板のサイズは適切か
- 屋外用の素材になっているか
- 取り付け方法を決めているか
- 希望するオープン日に間に合うか
特に新規店舗では、看板の製作だけでなく、デザインや施工が必要になる場合があります。
オープン直前に慌てないよう、早めに仕様を決めておくことが大切です。
エビスでは店舗に合わせた看板製作をご提案いたします
エビスでは、店舗の壁面看板やパネルサイン、袖看板、スタンド看板、窓用シートなど、さまざまな看板・大判プリントに対応しています。
「店舗をオープンするけれど、どんな看板を設置すればよいか分からない」という場合も、設置場所や用途に合わせてご提案させて頂きます。
看板本体だけでなく、インクジェットシートやカッティングシートなどを活用した表示物も含め、店舗に必要な看板全般についてご相談をお請けしております。。
まとめ
店舗オープン時の看板は、単に店名を表示するだけではありません。
「店舗を見つけてもらう」「入口を知らせる」「サービスを伝える」「駐車場へ案内する」など、それぞれに役割があります。
代表的なサインは、
- 入口サイン → 入口を分かりやすくする
- 壁面看板 → 道路などから店舗を見つけてもらう
- 窓サイン → ガラス面を活用して情報を伝える
- 駐車場サイン → 駐車場の場所を案内する
という使い分けができます。
店舗の立地や建物、道路からの見え方によって必要な看板は変わります。
オープン前に「どこから見られるか」「何を伝えるか」を整理し、必要な看板を組み合わせることが、分かりやすい店舗サインを作るポイントです。
